ドライバーをやっていると、配車係ガチャで仕事がラクで楽しいとなったり、
しんどい仕事で給料低い、夢も希望もない状態になってしまいます。
配車係は会社の司令塔というか、
人間でいうと脳みそというか。
配車係がクソだと、その会社や営業所は、
ドライバーにとっては地獄になります。
この記事では、横柄な態度の配車係の特徴をあげていきますが、
本来、配車係はドライバーに気を遣い、
客に気を遣い、上司に気を遣う大変なポジションです。
中間管理職になりたがらない人が多いなか、
ホントに頭が下がる人が多いです。
ドライバーにとって配車係の采配で、仕事の内容(ラク、ツラい)、
給料が変わってくるので配車係との付き合い方は大切です。
しかし、なかには上記のストレスをドライバーにぶつけたり、
会社の中で権力をつけてしまい、
王様にでもなった気分で、暴君ぶりが半端ない配車係がいます。
でも、その暴君がいないと会社がまわらない為、
社長も文句を言えない程の権力を持った配車係もいたりします。
ヤバい配車係の配車で働いていると、自分がしんどい思いをしたり、
労働にあった対価を得る事ができないので、早急に逃げだしましょう!
それでは、ヤバい配車係の特徴をご紹介します。
人の不幸を楽しむ配車係
しんどい配車をつけて、楽しんでいる人がごくたまにいます。
休憩を取れないような、しんどい配車をわざとつけてきます。
配車係が気にくわない人とか、ヤバいっす
事務所や会社に戻ってくると心配したフリをしているのですが、
鬼配車係が他の人と話す内容を聞くとビックリします。
「運転手は駒やから、走らせてナンボ!」
類似の発言や考えを持っている配車係は少ないですけど、います。
より経営側に近い配車係だと、この考えになります。
他にも会社の売上げが配車係の評価になるシステムですね。
理由として、会社が儲かれば、儲かるほど、自分の評価や給料が上がるから↑
あからさまに運転手を駒扱いしている感は、ださない人が多いです。
なぜなら、ドライバーのやる気を損ねてしまうから。
ドライバーを走らせてナンボです。
腹黒な配車係ほど、口では優しい言葉をかけ、
仕事内容は、えげつないのをつけてきます。
いい人だけど、現場を全く知らないが為にドライバーを潰す配車係
配車係は、ドライバーの時間の采配をするのが、仕事の1つです。
しかし、現場を知らない為にギリギリの時間設定をして、
現場のドライバーを疲弊させる配車係がいます。
あと、運転時間というか、トラックでの移動、到着時間を
google mapなどのインターネットの地図サービスを使って計算する配車係。
google mapsやNAVITIMEで参照する到着時間を参考にするのは良いのですが、
その時間通りに配車を組んで、ドライバーは間に合わないってコトがあります。
余裕をもって配車してくれないと
google mapの到着時間通りにはいきません。
渋滞や時間帯によっても到着時間は異なってきますし、
google mapsが案内する道が狭くて通れない場合もあります。
配車係の教育不足
- 現場を知る
- ドライバーの大変さを知る
- 事故原因を知る
配車係は、一度現場をまわった方がいいと僕は思ってます。
会社で行く全ルートをまわる必要はなくても、
主要な客先や事故が頻発するようなところは、
ドライバーの横に乗って現場を見ておいた方が、
ドライバーとのコミュニケーションが円滑になります。
現場を知っているので、新人ドライバーを教育する際にも、
ポイントをおさえて伝えるコトができます。
現場のドライバーのコトを分かっていると、
ドライバーへの気遣いもできますし、
ドライバーからの信頼も得るコトができます。
配車係の教育も大切ですね。
法律無視、コンプライアンスって何?って感じの配車係
売上げや利益を重視し過ぎる配車係だと、
ドライバーの待遇を後回しにしてしまう為に
法律を無視した無茶な配車をしてしまいます。
最初に述べた、人の不幸を楽しむタイプとほぼ同等の人種ですね。
- 休憩時間無視
- 制限速度無視
- パワハラ対応
ドライバーが休憩しないで、走っても間に合うか、
間に合わないような配車を組んできます。
ほとんどのトラックが、
デジタルタコグラフになっていますが、
紙のタコグラフを使っている会社もあります。
紙のタコグラフだと、改ざんが容易に出来てしまいます。
走行中にタコグラフを抜いて、
430の休憩の分、タコグラフを進めます。
これを指示してくる配車係や会社の雰囲気的に
暗黙の了解になっているようであれば、だいぶブラック企業です。
自分の働いている会社に思い当たるふしがあるようでしたら、
自分のこれからのドライバー人生を考えた方が良いです。
ブラック企業は、仕事をまわすことが重要で、
法律順守、コンプライアンスとかは考えてないとこが多いです。
待機時間と休憩時間
荷待ち時間って、待機時間と休憩時間どっち問題。
配車係は「休憩で」って言ってくるけど、
仕事時間として拘束されており、自分の自由に使える時間でもない。
それに、いつでも車輛を動かすことのできる状態の場合、
「待機時間でしょ?」という問題があります。
待機時間=労働時間でお金になります。
休憩時間=お金になりません。
1日の荷待ちがちょうど1時間くらいなら、
休憩時間にしても良いかなと思います。僕はね。
(厳密には待機時間にあたり、お金発生するんですけどね。)
荷待ちが1日3時間以上で、休憩時間にされると
ドライバーはツラいですよね?
でも会社や配車係からすると、
荷待ち時間は、売上げに関係ない時間です。
お金の発生しない休憩時間にしてしまうコトもよくあります。
その辺の待機時間と休憩時間が気になる人は、
自分で時間の記録を残しておくべきです。
記録を残しておかないと、労働基準監督署へ密告や、
裁判で待機時間の給料を請求するとなった時に困ります!
まとめ
今回紹介したような配車係は、少数ですけどいますよ。
本来、ドライバーも配車係も対等な立場で、
お互いなくして、仕事が成り立つことはありません。
ですが、今回紹介したような配車係が世の中にはいるのが現状です。
「配車」というドライバーへの生殺与奪権を悪用して、
会社内の権力を誇示しようとする不届き者です。
「越後屋お主も悪よのう!」
「お代官様こそー」
暴れん坊将軍に成敗してもらわないといけません。
成敗
今回、紹介したような配車係しかいない会社からは早く逃げましょう。
会社の雰囲気も良くないですし、
自分がしんどいだけですよ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
本日もご安全に!